患者さんの声

頭痛、肩こり、腰痛を始めとした慢性的な全身の痛みにお悩みのB様

持病や出産によるホルモンバランスの乱れ、幼少期の大きな手術の影響などが合わさり、身体の構造的なバランスが崩れやすく、日々痛みや不調に悩んでおられました。まず優先的に行ったのは手術部に生じた癒着と、骨そのものに生じている力学的なストレスを軽減させることでした。次いで術部の影響で生じていた腹膜の捻じれにより機能低下を起こしていた臓器のバランスを整えました。病院で処方される薬でのコントロールも好不調の波があり、それらを補完する形でオステオパシーにて介入させていただいております。特に幼少期に受けた肉体的なダメージは、成人になって重大な影響を出すことが非常に多いと思います。手術などによる傷の影響は100%元の状態に戻すことはできませんが、そのうちの数十%の機能だけでも取り戻すことができただけでも、身体の調子がそれまでよりも劇的に変化することもあります。そういった昔のダメージに対してケアが可能なのもオステオパシーならではと言えるでしょう。


身体のメンテナンスとして受診されたU様

子供の頃はかなり強いアレルギー症状に悩んでおられたそうです。普段から飲み物や食べ物にはかなり気を使われているようです。現時点では特に著しい不調は無いとのことでしたが、しばしば腰痛を感じることがあったそうです。検査により、腹部消化器の緊張と、若い頃に繰り返した足首の捻挫による下肢のブロックがありました。これにより、下肢の筋膜を介して脊柱の可動性が制限を受けていたようです。現在も身体に違和感を感じた時にはご来院くださっています。


アトピー性皮膚炎にて受診されたT君

特に両膝から下のアトピーによる痒みにお悩みでした。夜間には血が出るほど掻きむしってしまい、寝つきも悪くてご両親が心配しておられました。全身を検査し、右下腹部の虫垂(盲腸)のあたりの緊張が高いことがわかりました。循環不良を起こしている両下肢を緩め、虫垂を中心に腹部の臓器のバランスを改善しました。10日後に再受診された時、掻きむしられて赤ピンク色に傷ついていた下肢の皮膚が茶色く変色し、かさぶたのようになっていました。お父様に確認すると、初回の施術後、見違えて脚を掻かなくなり、夜も良く眠っていたそうです。施術から日数が経つとともに少しづつ痒みが出てくるということですが、以前に比べて著しく軽減しているとのことで大変お喜びいただきました。現在も定期的に全身の調整をさせていただいております。アンケートはお父様にお願いしました。


腰部脊柱管狭窄症で受診されたM様

下肢の痺れ、腰部の張りなどを訴えておられました。趣味のゴルフが満足にプレー出来なくて困るとのことで、整形外科や整体院、鍼治療などを経て当院に見えました。オステオパシーの検査の結果、過去に痛めた膝の半月板損傷と、肝臓とその周辺組織の癒着により、脊柱の可動性が制限されていることがわかりました。これらを中心に施術を行うことにより、それまでの前傾姿勢が改善し、症状も緩和していきました。最近では痛みや違和感などを感じることも無く、元気にゴルフができているそうです! 現在は施術のペースを一月に一回程度にし、定期的な身体のメンテナンスをさせていただいております。